gurobu
 
i can not fly
 

簡単ファイル共有の時計付きファイルマネージャ―


less

「less」

世にも奇妙な物語の
海外映画版みたいな感じです。

低予算のホラー映画って基本的に
ビックリー!ドッキリー!
で最後のドンデン返し当たりが
ドンデン返しっていうより
え、わけわかんない。どうしたいの
ってオチになりやすそうな気がするけど

この「less」は違う。

根底に流れる皮肉満載のブラックユーモアに
前半はクスクスと
人間観察な気持ちで笑える。
そして全体的に湿度すら高く感じるほどの
濃密な闇を使った演出。
衝撃ではないけども、観客が一考してから
つまりそういう事だったんだな、と思える
ちょっぴり上質で古風なブラックユーモアホラー。

ビックリー!
で怖い!って思わせる演出や
オドロオドロしく血ミドロで
ウエッ、きもちわるー…っていう演出が
全くといっていい程ありません。

むしろ極限までこうして
人の想像力をゆさぶり起こしてゆく映画。

というより
全体的に車の中でのシーンが多いので
ちょっとした少人数の舞台を見ている気分。
見てる気持ち的に、舞台寄りの映画だったのかも


ストーリーは結構ありきたり。
夜の道を一台の車。
姉と弟、姉の彼氏、そして母と父。
ガタガタとした家族関係を抱え
それでもクリスマスを過ごす為祖母(だったかな?)の
家へと向かう途中。

赤ん坊を抱えた女性に出会い…

車を止めてはいけない。
ブレーキを踏んだ瞬間、恐怖が直進してくるから。
ブレーキを踏んだ瞬間、一人…消える。



って感じかな!

でも特筆すべきなのは
脚本!


この映画は安価に作られたものだけど
脚本だけは一級です。
並外れたユーモア、姿の見えない恐怖
毒々しく皮肉を言い合う今にも腐りかけそうな家族
そして、幽霊より恐ろしい狂気。

早くもスピルバーグ以来の
大型新人監督と言われてます。

激突!やジョーズを彷彿とさせる
ほんのり懐かしいホラーかもね。


私自身今年見てきた映画の中で
ホラーのみならず最優秀作品としてオススメです。



部屋くらくして
一人で見ると多分…夢で絶対見るよ。



Dec 04 | コメント(0) | movie | 管理

この記事へのコメント投稿はできない設定になっています
コメントはありません。


(1/1ページ)